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01.31

僕の知らない惑星 について

私の曲は、というか、私の価値観は、周りとは合わないらしい。(手相占い、姓名判断、タロット占い、ゲッターズ飯田の占い本などによると)
だからこそ、私の歌は「難しい」と思う。
私でさえそんなことを感じる時があるから。

曲を聞くことに必要なのは誰の感性でもなく、あなたの感性だから、意味なんてあなただけが分かっていればいいのだけど。

それでも、それをより近く感じてもらうために、今回の新曲について綴ってみました。

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この曲は、時期的にも、季節的にも、某病原菌の話だと解釈されることだけは嫌なので、それをまず念頭に。

そもそもこの曲は、精神的病・概念(うつ病、ADHD、アスペルガー、HSPなど)についての疑問からはじまります。
先に述べると、私は精神的病や概念に偏見はないですし、私自身なにかしらの精神的概念と呼ばれる症状に、当てはまっているかもしれません。

精神的疾患を伴う概念が生まれた時、私はそれを持ち合わせている人達が羨ましく思いました。
特別な人に見えたからです。

所謂、アスペルガーの人は天才気質だ、とかそんなことが謳われるようになったのも影響かもしれません。

昔から私は、何かが欠損(身体的でも心でも)している人は強いから凄いなと、何故か羨む傾向がありまして、その反面、何も無い自分が普通すぎて嫌いでした。

だからこそ私の中では「普通vs異質」が根強く残り、異質なものへの憧れがやまないんだと思います。
そんな中、精神的な病や概念が表に現れはじめ、「私もADHDです」や「私もアスペルガーかもしれません」など、共鳴していく人たちを、端の方から見てました。

その人たちは、苦しみ悩み、やっと世間が認められたと喜びを分かち合い、共鳴しているのも知っています。
(私の近しい友人や恋人も、そんな症状の人がいるからです。)

知れば知るほど、「普通の人」同士の共鳴はいつ出来るのだろうと悩むようになりました。
人って何らかの共通点で繋がり始めることが多いじゃないですか?
音楽をやっていることもそうだし、片親だったり不倫したことがあったり。
中には、「共通の敵」によって深まる仲もありますよね。(バイト先とかそうだったなー。)

それって、普通のことなんですよ。
でも、普通である人にとってその共感をずっと獲得しておくことって難しいんですよね。

音楽においても、才能を持つ人達同士が惹かれ合うって、外野から見てても感じ取れることがあって、その共感って外野から見ていると「永遠」な気がするんです。

けれど、普通の人には、なんの称号もなんの意味も、それこそ「永遠の繋がり」なんて、与えて貰えないのではないか。

だからこそ、「病名のない僕らの居場所は既に朽ち果ててしまった」と感じてしまったんです。

ああ、ここは、もう私の知ってる地球じゃない。
異星人だらけの世界だ。
いや、異星人になったのは私の方だ。

そんな気持ちで、世界を見ていました。

「人と違うことこそがモラル」常識であると
「普通であることが馬鹿である」けど
私にはそれしかないから。

病名が欲しいとか、名前が欲しいと考えてきたけど、私が欲しかったのは今も昔も確かな「繋がり」だったんでしょうね。

諦めたりした。けれど、私は祈るのをやめたくなかった。
祈りの理由には、私のいた世界に戻れるように、なのか、私もあんな風になれますように、なのか分かりません。
ただ、分かっているのは、私は私の世界でただ一人、祈り続けているだけ。

そんな気持ちを込めました。

暗いとか、怖いとか、そんなんで片付けられたくないくらい、まとめられないくらいに、
祈りたい思いがある歌です。

普通とか特別とか関係なく、人間っていいなって思えるようになりたい。
最近はそんなことばかり考えています。

あなたには、どんな世界が見えましたか?
もし良かったら、メールなんかで感想ききたいな。
(お返事は出来ないけれど)

明日もあなたがあなたで生きられますように。

アーメン